2025年02月23日
寒さが厳しくなると、胃腸の不調 に悩まされることが増えます。
東洋医学では、「胃腸は寒さに弱い」とされており、冷えが原因で消化不良や食欲不振が引き起こされる と考えています💦
胃腸の不調を改善し、寒さに負けない消化力を保つためには、ツボや漢方 を取り入れることが効果的です!
今回は、胃腸の不調を整えるツボと漢方 をご紹介します。これらを実践すれば、冬の寒さにも負けず、元気な胃腸をキープできるはずです✨
🌿 胃腸の不調の原因と東洋医学的アプローチ 🌿
東洋医学では、胃腸は「脾(ひ)」と「胃(い)」によって管理されています。
寒さ が加わることで、これらの臓器が冷えて気血の流れが滞り、消化不良や腹痛、食欲不振 を引き起こします。
そのため、胃腸を温め、気血を巡らせることが重要です。
🌟 胃腸を整えるツボ
① 中脘(ちゅうかん)
👉 おへその上約4cmの場所
🌟 胃の不調や消化不良に効果的で、胃腸全般を温めて気の流れをスムーズにするツボです。
おへその上に優しく指で押し当て、1分ほど押すだけで胃腸の調子が整います!
② 風池(ふうち)
👉 首の後ろ、髪の生え際から指2〜3本分下
🌟 冷えによる消化不良や胃腸の冷えを和らげる ツボ。
冷えが原因で胃腸が働かないとき、このツボを押すと、血行が良くなり、消化力が回復します。
③ 足三里(あしさんり)
👉 膝のお皿から指4本分下、太ももの外側にあるツボ
🌟 胃腸を元気にする代表的なツボで、消化力を高め、寒さに負けない体づくりをサポート。
足三里を優しく押し、1分程度押すと、胃腸が温まり、活性化します。
これらのツボを、毎日5〜10分程度押すだけで、胃腸の不調が改善され、消化力がアップします!
🍃 胃腸に効く漢方
① 六君子湯(りっくんしとう)
🌿 気虚や胃腸の働きが弱っている時にオススメの漢方です。
胃腸を元気にし、消化を促進し、体のエネルギー(気)を補ってくれます。
冬の寒さで胃腸が冷えて弱っている時に、体を内側から温め、活力を与える効果があります。
② 葛根湯(かっこんとう)
🌿 風邪の初期症状や寒さによる胃腸の不調におすすめの漢方です。
体を温め、冷えを取り、胃腸の働きをサポートします。
寒さが原因で胃腸が冷えているとき、葛根湯が温めて気を巡らせます。
③ 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
🌿 胃腸に溜まった熱を取り除き、消化不良や胃のもたれを解消 します。
消化不良や胃腸のむかつきが気になるときに最適な漢方で、体内の熱を冷まし、胃腸の働きを整えます。
これらの漢方を取り入れることで、胃腸の冷えを改善し、寒さに負けない消化力を手に入れることができます。
🌸 まとめ 🌸
✅ 「中脘」「風池」「足三里」のツボを押して、胃腸を温める
✅ 六君子湯や葛根湯、黄連解毒湯で、寒さに負けない消化力をサポート
✅ 胃腸の冷えを解消し、消化不良や食欲不振を改善!
寒い冬でも、胃腸の元気を保つために、これらのツボや漢方を取り入れて、体を内側から温めましょう。
元気な胃腸で、寒さを乗り越え、健康な毎日を送りましょう✨